留年生記

大学を留年したタナトスが気ままに書いていくブログです。

サイコパスを感じてしまった話

昨日あった話なのです。

 

その日、僕は夜遅く家に帰る予定でした。

 

しかし、朝慌てていたのか鍵を家に置きっぱなしにして出かけていたのです。

 

なので、家族のグループラインに

「鍵忘れてきたからドア開けといて」

というラインを送りました。

 

その時の画像がこちらです。


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僕が帰る頃にはみんな家にいる予定でしたし

安心して家に帰りドアを開けようとしました。

 

 

 

 

 

 

 

開かない・・・?

 

 

その時、携帯の充電は切れていたので時間を正確には把握してませんでしたが、

確実に帰っているであろう時間。

 

 

いや、電池きれた後に

LINEして遅くなってるとか?

 

など、考え

次の手段に移行しました。

 

 

酒に酔って寝ている両親を起こすことです。

 

 

僕は次の日5時起きでしたので

無我夢中に起こそうと必至に窓を叩きました。

時には雨戸も叩きました。

インターホンも鳴らし続けました。

 

僕がサイコパスだって?

いやいや、大雨の中、家を閉め出されて

いつ帰ってくるか分からない姉を待つなんて

誰が出来るでしょうか?

 

誰も出来ませんね。

 

とにかく僕は必至に起こそうと努力しました。

 

 

その時です!

 

ドタドタドタ

 

家の中から足音が聞こえました。

 

親は寝ています。

 

・・・泥棒か?

 

 

そんなことを考え、身構えました。

 

 

 

ガチャ

 

「うるさい!」

 

 

そこにいたのは怒りながら鍵を開ける姉でした。

 

 

 

僕は安堵よりも先に、怒りよりも大きな

 

 

恐怖。

 

 

恐れを感じていました。

 

 

なぜ、鍵を開けていなかったのか?

 

 

そりゃ、人間だ。

忘れることもある。

 

だが、なんで怒っていたんだ?

 

分からない

 

僕は怒られる筋合いがない

 

それに、気付いてたなら

インターホンを押した時に開けてくれてもよかったじゃないか・・・

 

 

そりゃ、うるさくしたとはいえ

 

最初はインターホンを押して

呼びかけていたんだ。

これは決して嘘じゃない。

 

 

 

恐怖。

 

 

 

人は分からないものに対して恐れを抱くのだ。

 

 

 

僕はそこにサイコパスを見た